プロポリスの成分
プロポリスには様々な成分が豊富に含まれています。 それによって、殺菌作用や消毒効果などが期待され、さらには抗酸化作用やエストロゲン様作用、抗癌作用などを発揮してくれるのです。 化学的なものが含まれず、全てが天然由来ですから、安全性も高く、安心して使うことができるのがメリットですね。 では、いったいどんな成分が含まれているのでしょうか? まず最初に挙げられるのが、p-クマル酸です。 p-クマル酸は桂皮酸と呼ばれる成分の一つで、癌(がん)対策にも用いられる優れた成分。 プロポリスには特にこの成分が豊富です。 抗がん剤とは根本的に異なり、通常の健康な細胞を傷つけることがないのが特徴で、それ故に安心して摂取できます。 同様の働きを持っている成分としては、アルテピリンCが挙げられます。 これも癌細胞の増殖を抑えてくれる機能があり、正常な細胞を攻撃することがなく、がん細胞だけを攻撃します。 こういった特有成分が豊富に含まれているという点が何よりもメリットと言えるでしょう。 医師や医療関係者にもっとも選ばれている栄養補助食品のひとつである理由とも考えられますね。 まさに神秘の健康食です。 癌に対して効果を発揮してくれる成分は他にも存在します。 例えば、カフェイン酸フェネチル・エステルはその一つです。 発がんを予防して、癌細胞のアポトーシスを起こすという報告がされています。 もちろん、特殊な成分ばかりが含まれている訳ではありません。 日常生活で不足しがちなミネラルやビタミン類もたっぷりと含有されており、生活習慣病の予防や身体の元気のサポートに役立たせることも可能です。 これだけ豊富に栄養素が含まれている理由としては、樹液や花粉などが原材料であるということが挙げられるでしょう。 いわずもがな、プロポリスはミツバチたちの手によってつくられる訳ですが、その中でも注目したいのは「樹液」の働きです。 そもそも樹液というのは、木などの植物が傷ついた部分を修復する為に分泌する液体。 免疫力を高めたり、殺菌消毒の効果があります。 それをミツバチたちは本能的に知っているのです。 そして、それを採集して自分たちの巣作りに役立てます。 他にも花粉などの諸々の原材料を独自の組み合わせで採集し、最終的には自分の分泌液と混ぜ合わせて巣を守る為にプロポリスを作り出すのです。 それを私たち人間が分けてもらっているという訳ですね。 これだけの原材料が使われていれば、免疫力を高める効能があるというのも納得でしょう。 豊富な栄養素とそのバランスは他の健康補助食品と比較しても、類を見ない優れたパワーを持っていると言えます。